スマホ初心者

【初心者向け】スマホカメラの使い方と機能

最近のスマホに搭載されているカメラの機能はどんどん進化して、専用のカメラを脅かすような存在となっています。

しかし、多機能になればなるほどいろいろなボタンが増えて、「使い方がよくわからない」という方も多いのではないでしょうか。

スマホについているカメラの基本的な使い方と、設定できる機能の簡単な説明をします。

シャッターボタンしか触ったことが無い方も、一度いろいろなボタンを押して試してみてください。

  

[toc]

  

スマホカメラの基本機能

静止画を撮影する

ホーム画面にあるカメラアイコンをタップして、カメラを起動します。

カメラアイコンが見当たらない場合は、下から上にスワイプしてメニューの中から見つけましょう。

起動時は静止画撮影モードになっていますが、切り替える場合はカメラマークをタップして静止画撮影モードにします。

撮影したいものを画面に収めて「シャッターボタン」を押せば撮影できます。

スマホの機種によってはスマホの側面にシャッターボタンがあったり、設定で音量ボタンをシャッターボタンとして使うこともできます。

  

スマホのカメラは明るさやピントを自動で調整してくれるので、簡単にキレイな写真が撮れます。

自分で任意の場所にピントを合わせたい場合は、合わせたい場所の画面をタップします。解除は同じところをタップします。

  

二本の指を広げて (ピンチアウトという) 拡大したい場所にズームして写真を撮ることができます。

しかし、ズーム倍率が高くなるほど画質が粗くなります。注意しましょう。

  

動画を撮影する

動画を撮影するには「ビデオマーク」をタップして、動画撮影モードに切り替えます。

「録画ボタン」を押すと撮影開始、再び押すと一時停止となります。

こちらもピントや明るさは自動で調節してくれます。

任意でのピント合わせやズームなどは、静止画撮影時と同様の操作で行うことができます。

  

スマホカメラの設定

次に、ちょっと便利な設定の説明です。

画面の右端に並んでいるアイコンをタップして設定を切り替えます。

  

静止画の設定

フラッシュ

静止画撮影時のフラッシュの動作を選択できます。

機種によって内容は異なりますが、このスマホでは オート/強制発光/赤目軽減/OFF/照明 の5種類から選択可能です。

  

ぼかし

ピントが合っている被写体の背景をぼかすことができます。

一眼レフのカメラで撮影したような雰囲気を出すことができます。

  

縦横比

撮影した静止画のタテヨコのサイズ比を選択できます。

機種によって異なりますが、このスマホでは 4:3 / 16:9 / 1:1 の3種類から選択可能です。

撮影した写真の用途であったり、スマホで見るのか、パソコンで見るのかなどでサイズ比を決めましょう。

最近はスマホで画面いっぱいに見られるように、16:9などの横長のサイズが標準で選択されていることが多いです。

  

明るさ 色合い

基本は自動調整されていますが任意で 明るくしたり暗くしたり、赤っぽくしたり青っぽくしたり 調整することができます。

  

背面 前面

背面カメラと前面カメラを切り替えます。

詳細は後ほど記載します。

  

設定

その他の設定が開きます。

例えば、セルフタイマーの設定、連射撮影の設定、データ保存先の設定 などなど。

ちょっと難しそうで敬遠しがちですが、最近のスマホはわかりやすく作られているので一度のぞいてみましょう。

思わぬ便利機能を発見するかもしれません。

  

動画の設定

照明

静止画のフラッシュと違って、動画撮影モードでは背面のライトが点きっぱなしになります。

暗いところでの撮影や、被写体にライトを当てたいときにONにします。

  

明るさ 色合い

基本は自動調整されていますが任意で 明るくしたり暗くしたり、赤っぽくしたり青っぽくしたり 調整することができます。

  

HDR

ハイダイナミックレンジ の略です。

これをONにすると、暗い部分と明るい部分があったり、逆光での撮影時などに暗い部分も明るい部分もくっきりと見えるように調整してくれます。

スマホの機種によっては付いていないことがあります。

  

背面 前面

背面カメラと前面カメラを切り替えます。

  

設定

その他の設定が開きます。

ビデオのサイズ(画質)や記録するファイル形式などが選べます。

こちらは静止画の設定と比べて、ちょっと専門的な感じですね。

  

  

スマホカメラのレンズ

背面カメラと前面カメラ

スマホのカメラは「背面カメラ」と「前面カメラ」が搭載されています。

「背面カメラ」 はスマホの裏面に付いているカメラです。

スマホの画面を見ながら撮影するいわゆる通常のカメラです。

デジカメのように風景の写真やペットの動画などを見たままに撮影することができます。

  

「前面カメラ」とはスマホの画面側に付いているカメラです。

画面の上、もしくは画面内の上部に付いていることが多いです。

「前面カメラ」は主に、自分を撮影する自撮りやビデオ通話の時に使います。

  

標準レンズ 望遠レンズ 広角レンズ

「背面カメラ」 の話です。

最近のスマホにはレンズが1つだけではなく、複数搭載されている機種があります。

それぞれのレンズの役割が異なっており、標準レンズ 望遠レンズ 広角レンズ マクロレンズ などの種類があります。

  

写真は上から 標準レンズ 望遠レンズ 広角レンズ の順に切り替えて撮影したものです。

同じ場所に立って、同じようにシャッターを切りましたが、画角が異なって撮影されます。

先程「二本指でズームして撮影すると画質が悪くなる」と書きましたが、このレンズ切り替えでの望遠は光学的にズームされているので画質に影響はありません。

撮影するものに合わせて切り替えてみると面白いのではないでしょうか。

  

このスマホの場合には、丸印の「レンズ切り替えボタン」を押して切り替えることができます。

「x1」の表示が標準レンズ、「x2」の表示が望遠レンズ、「W」の表示が広角レンズ となります。

  

  

写真やビデオの保存場所

最近のスマホは「ストレージ」とよばれる写真やビデオの保存場所の容量が大きくなってきています。

しかし、写真やビデオを頻繁に撮影される方にとっては、容量がいっぱいになるのは時間の問題でしょう。

特に、ビデオを高画質で撮影すると大きな容量となってしまいます。

スマホに「マイクロSDカード」が差し込めるなら、保存先を「SDカード」に設定しましょう。

「SDカード」 の保存容量はスマホの「内部ストレージ」の容量よりも多いものも販売されています。

また、写真やビデオでいっぱいになっても新しい 「SDカード」 に差し替えて、いっぱいになったものは保存しておくことができます。

スマホ本体の容量がいっぱいになってしまったので、「大切な写真やビデオを泣く泣く削除しなければならない」といったこともなくなります。

  

静止画や動画の「設定」の項目から、「保存先」をタップして切り替えます。

  

  

【初心者向け】スマホカメラの使い方と機能 まとめ

スマホとカメラは切っても切れない関係となっています。

カメラの性能でスマホを選んでいる という人も少なくはありません。

スマホカメラの性能はどんどん進化して、スマホ任せでもキレイな写真やビデオが簡単に撮影できるようになっています。

ですが、機能が多すぎると敬遠せずに、少しずつ設定や機能を触ってみるのもカメラの楽しみなのではないでしょうか。

  

-スマホ初心者