スマホで文字入力をするときの、キーボードの変更方法を解説します。
「よくわかっていないけど、なんとなく入力できてしまっている」という方も多いのではないでしょうか。
全て日本語のキーボードを使って、「A」を「えい」から変換したり、「3」を「さん」から変換している人を見たことがあります。
スマホの変換はかなり賢いので、それで事足りてしまうのかもしれません。
しかし、専用のキーボードに切り替えたり入力方法を選択したほうが、スマートで速く入力することができます。
スマホの文字入力時に「特に使うであろう4種類」の設定・変更方法を解説します。
ここでの解説には、「アンドロイド」のスマホと「Gboard」というキーボードアプリを使用しています。
他の機種やキーボードでも似たような設定方法かと思いますが、「全く違う」とか「他のキーボードで設定が全然わからない」という方は 「Gboard」 をインストールして使ってみてください。
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1. 日本語→英語→数字 の切り替え
まずは 日本語→英語→数字 の切り替え方法です。
左下にある「あ a 1」というボタンをタップすると 日本語→英語→数字 の順にぐるぐると切り替わっていきます。
「あ」で日本語入力
「a」で英語(アルファベット)入力
「1」で数字入力
となります。
普段の文字入力で一番使用する、基本的な切り替え方法です。
2. 絵文字 記号 の入力
続いて 絵文字 記号 の入力方法です。
日本語・英語入力からは「☺ 記」のボタン、数字入力からは「!?#」をタップします。
そして、絵文字を入力したい場合には、下段にあるアイコンから「☺」をタップします。
すると色付きの顔文字が選択できるようになります。
下にスクロールさせていくと顔以外にも、天気・風景・物なども出てきます。
文字入力に戻るときには、下段左端の「あいう」をタップします。
記号を入力するときは、下段にあるアイコンから「☆」をタップします。
絵ではなく、パソコンのキーボードにあるような記号や単位などを選択することができます。
戻るときには、下段左端の「あいう」をタップ。
3. 日本語をローマ字入力したい
日本語を入力する際に、ローマ字入力に変更することができます。
タブレットや画面の大きなスマホの場合には、慣れ親しんだローマ字入力の方が違和感なく入力できるのかもしれません。
スマホの初期の状態では、日本語入力方法は「フリック入力」もしくは「トグル入力」となっていることが多いです。
フリック入力とは
フリック入力とは、タップした後に指をスライドさせて文字を入力する方法です。
「う」と入力するには、「あ」の上に指を置きそのまま指を上方向にスライドさせます。
トグル入力とは
「ケータイ打ち」ともいわれます。
一昔前のガラケーの文字入力と同様に文字ボタンを連打して入力する方法です。
「う」と入力するには、「あ」のボタンを3回タップして、「あ」→「い」→「う」と変換していきます。
ローマ字入力するためのキーボード変更方法
ローマ字入力するためには「QWERTY」と呼ばれる英字キーボードを追加して切り替えます。
文字入力状態から、歯車マークをタップします。
「日本語/12キー」、「言語/日本語(12キー)」の順にタップ。
上の方に出てくる「QWERTY」にチェックを入れて右下の「完了」をタップします。
すると、下段に「地球マーク」のボタンが出現します。
これがキーボード切り替えボタンとなり、タップすると「QWERTY」キーボードに切り替わり、日本語をローマ字入力できるようになります。
フリック入力のキーボードに戻したい場合には、再び「地球マーク」のボタンをタップすると戻ります。
「地球マーク」タップで、有効にしているキーボードの種類だけ、ぐるぐると入れ替わります。
4. 英語をキーボード配列で入力したい
英語をパソコンのようなキーボード配列で入力できるように切り替えることができます。
タブレットや画面の大きなスマホの場合には、キーボード配列の方が向いているかもしれません。
初期の状態では、スマホの日本語入力方法は「フリック入力」、もしくは「トグル入力」となっていることが多いです。
キーボード入力するための設定方法
文字入力状態から、歯車マークをタップします。
「日本語/12キー」、「言語/日本語(12キー)」の順にタップ。
中央付近にある「英字入力はQWERTY」をスライドさせてON(青く)にします。
その後、左上の「←」をタップして入力画面に戻ります。
すると、アルファベットの入力時にはパソコンのようなキーボードが出現し、タップした文字をそのまま入力することができます。
みなさんが良く使いそうな文字入力の設定を紹介してきました。
スマホにはいろいろな機能や設定があり、なかなかすべてを覚えるという訳にはいきません。
必要に応じて設定を変更して、自分なりに使いやすくカスタマイズしていきましょう。