「ギガが無くなった」とか「ギガを消費する」といった言葉を耳にすることがあります。
スマホでインターネットを使ったり動画を見たりするにはデータ通信を使います。
データ通信量はギガバイト(GB)という単位で表します。
だからデータ通信量のことを「ギガ」という愛称?で呼んでいるのでしょう。
ではこの「ギガ」とはどのような単位なのでしょうか?
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1GB(1ギガバイト)でできること
データの単位
データの大きさを表す単位は、B(バイト)が使われます。
英語のアルファベットや数字などの1文字は1バイト、日本語・中国語・韓国語の1文字は2バイトで表されます。
つぎのようにだんだん大きな単位となります。
・KB(キロバイト) 1KBは1024B
・MB(メガバイト) 1MBは1024KB 今は亡きフロッピーディスクやCDなどはこのあたりの単位
・GB(ギガバイト) 1GBは1024MB DVDやブルーレイなどはこのあたりの単位
・TB(テラバイト) 1TBは1024GB データを溜めておくハードディスクドライブなどはこのあたりの単位
・PB(ペタバイト) 1PBは1024TB・・・・・~と続いていきます
1GBでできること
ではスマホのプランでよく耳にする 1ギガバイト では具体的に何ができるのでしょうか?
・ニュースなどのWebページの閲覧 約 6,000回
・メールの送受信 約 2,000通
・インターネット電話 音声通話なら 約 55.5時間
ビデオ通話なら 約 3.3時間
・ユーチューブなどの動画(高画質) 約 90分
2021年9月での 格安SIM各社のプランと「ギガ」
ではそのうえで、代表的な格安SIM各社の プランと「ギガ」 をみてみましょう。
3大キャリアのサブブランド
アハモ(ahamo)・ポヴォ(povo)・ラインモ(LINEMO) ともにほぼ横並びでプランを出しています。
月間データ容量 20GB
月額料金 約3,000円
ラインモ(LINEMO) は安価で容量も少ない「ミニプラン」というプランも出しています。
月間データ容量 3GB
月額料金 990円
楽天モバイル
楽天モバイルは、その月に使った「ギガ」によって料金が変動するプランです。
月額使用データ量 0~1GB なんと0円!
月額使用データ量 1GB~3GB 月額1,078円
月額使用データ量 3GB~20GB 月額2,178円
月額使用データ量 20GB以上どれだけでも 月額3,278円
使用する目的を想像して、自分に合ったプランを選んで契約することができます。
「ギガ」容量を超えないようにする設定方法
自分が契約している「ギガ」の容量を超えてしまうと、通信スピードが著しく遅くなったり、月額料金が増えてしまったりしてしまいます。
そのようなことを防ぐためにスマホの設定で、容量を超える前に「警告」を出したり、データ通信を「停止」したりすることができます。
使用しているスマホのOSによって設定方法は異なります。
また、OSのバージョンによっても若干異なる場合があります。
ANDROID (アンドロイド) の場合
「設定」から「ネットワークとインターネット」→「モバイルネットワーク」→「詳細設定」→「データ使用量の警告と制限」と進みます。
「モバイルデータの使用サイクル」を押して、開始日を「1日」に設定します。
「データ使用量を警告」「データ使用量を制限」にそれぞれ何GBに設定するかを入力します。
IPHONE (アイフォン) の場合
「設定」から「ネットワークとインターネット」→「モバイルネットワーク」→「アプリのデータ使用量」→「歯車マーク」→「データ上限」と進みます。
上限とするGBを設定して、「設定」を押します。
【ギガ】データ通信料ってなに? まとめ
1日あたりの使用する「ギガ」を考えた場合、 Wi-Fiを利用できる環境にいることが多い人は1GBで1ヵ月過ごすことができるかもしれません。
しかし、外出先でのお昼休みに1時間ずっとスマホを見ていたり、通勤時間ずっとスマホを使っている人は1GBで乗り切ることは難しくなります。
また、20GBといえばかなり大容量なイメージですが、ユーチューブ動画を高画質で視聴すると、約8時間ほどで20GBは使い切ってしまいます。
Wi-Fiを利用できない環境で生活する人や、外出して働く人には20GBでも大容量とは言えないのかもしれません。
使い方や設定次第で同じ容量の「ギガ」でも多く感じたり少なく感じたりします。
自分のスタイルに合った「ギガ」のプランを選ぶことで、お得に楽しくスマホを利用することができます。
お得で無駄のないプランを見つけましょう。