携帯電話会社を乗り換えたり、機種変更をする際に必ず必要となる「SIMカードの取り出し方」を解説します。
今まで、ドコモ・AU・ソフトバンクの回線で携帯電話を利用していた場合、「SIMカードを見たことが無い」という方も多いのではないでしょうか。
すべての携帯電話の中には「SIMカード」が入っているので、一度確認してみましょう。
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SIMカードって何?
簡単に言うと、携帯電話の電話番号と契約者の情報が入ったカードです。
今までの携帯電話から新しい携帯電話にSIMカードを差し替えると、新しい携帯電話に電話がかかってくるようになります。
電話は、「携帯電話の本体」ではなく、差し込まれている「SIMカード」めがけてかかってくるようなイメージです。
SIMカードの種類とサイズ
SIMカードには3種類のサイズがあります。
が、2021年時点で新しく携帯電話を購入した場合には、ほとんどの機種が 「nano SIM」(ナノシム) と呼ばれるサイズのみ対応となるので、あまり意識することは無いでしょう。
一応説明すると、
標準SIM 25mm×15mm
microSIM 15mm×12mm
nanoSIM 12.3mm×8.8mm
の3種類となります。
携帯電話の小型化に合わせて、SIMカードもだんだん小さくなっていきました。
3種類のSIMカードが持っている機能は同じです。
SIMカードの取り出し方
「SIM取り出しピン」を使用する場合 【アイフォンやギャラクシーなど】
1. スマートフォンの電源をOFFにします
たいていは「電源ボタン」の長押しから「電源を切る」をタップします
2. 「SIM取り出し用ピン」を「SIMトレイ」の穴にまっすぐ差し込みます
結構強く差し込みます
「SIM取り出し用ピン」が無い場合は「クリップ」でも代用可能
3. 少し浮いた「SIMトレイ」をまっすぐ引き出します
4. 「SIMカード」は「SIMトレイ」にはまっているだけなので、指で取り外せます
「SIMカード」の金属部分には指で触れないようにします
「SIMカードトレイ」を引き出す場合 【エクスペリアなど】
1. スマートフォンの電源をOFFにします
大抵は「電源ボタン」の長押しから「電源を切る」をタップします
2. 「SIMトレイ」の溝に爪をひっかけて、「SIMトレイ」をまっすぐ引き出します
3. 「SIMカード」は「SIMトレイ」にはまっているだけなので、指で取り外せます
「SIMカード」の金属部分には指で触れないようにします
「SIMカード」 が2枚入るタイプのスマートフォンもあります。
この場合、スマートフォンには電話番号が2つになります。
SIMカードの取り出し方 まとめ
携帯電話の中に必ず入っている「SIMカード」の取り出し方の解説でした。
今までさわったことが無いところを開けたり、取り出したりするのは不安になるかもしれませんが、大丈夫です。
これで壊れてしまったり、データがリセットされてしまったりはしません。
この先、「格安SIM」を利用して費用を削減するためには「SIMカード」の入れ替えは必ず必要な作業となります。
いちど試してみてはいかがでしょうか?